アートとの出会いはいつも物語に満ちて、
かつ運命的でもあります。
今の自分に最も相応しいアートに出会いたいという
アートコレクターのニーズに寄り添い、
ベストなアートを提供するために、
“アート・キュレーターズ・コンソーシアム”は結成されました。
東京、ニューヨークで活動するギャラリストたちが、
アート・コレクション構築をお手伝いします。
あらゆるアートコレクターの嗜好やニーズに対応できる、
メンバーシップ型のキュレーションネットワーク
現代アートから日本伝統工芸まで、
幅広くカバーできる国内外の有力ギャラリストによるキュレーター集団を組織。
優れた提案力で、アートコレクターのニーズに幅広く応えていく。
TOMIO KOYAMA
(小山登美夫ギャラリー)
アートはピュアな体験をもとに日々制作されています。絵画でいえば、線と色で時代の感覚を表現する。アートの未来性はピカソを見るまでもなく、常に新しい現実をつかむアプローチを様々な方向からおこなっている事にあります。アーティストの見る一歩先の未来は、社会生活を営む人たちとつながって、なにかを予感させてくれるはずです。また、アートは共通言語ともいわれます。国境を越え、いつの日か世界の人々の大切な宝物になっていく可能性も秘めているのです。そのピュアな制作の日々をサポートすること、また、アーティストを積極的に刺激して新たな対話を作ることは、企業の未来にとってとても有効なのだと思います。
1963年東京生まれ。1987年東京芸術大学芸術学科卒業。1987年~1989年までに西村画廊勤務。1989年~1995年まで白石コンテンポラリーアートでの勤務を経て、1996年に江東区佐賀町に小山登美夫ギャラリーを開廊。奈良美智、村上隆をはじめとする同世代の日本アーティストの展覧会を多数開催するとともに、同世代の国外アーティスト、トム・サックスやフランツ・アッカーマンなどを日本に紹介する。また、オープン当初より、海外のアートフェアへも積極的に参加。日本アーティストの実力を世界に知らしめるとともに、マーケットの充実と拡大を模索する。
NANA ONISHI
(ONISHI GALLERY / New York)
欧米では、アートコレクターからの寄付・寄贈により美術館などの文化機関が運営されています。アートコレクターを中心に美術館、オークションハウス、ギャラリーが連動し、四者一体となりアートを文化・社会貢献のツールとしアートとビジネスのコラボレーションを図るこのシステムを日本で実現させ、日本企業が文化・芸術をサポートするというコンセプトの元で、国内外での企業のイメージアップをお手伝いをします。
金沢美術工芸大学を卒業後ニューヨークに移り、プラット・インスティテュートの大学院で現代美術とアート・マネージメントを学ぶ。2005年、日本の伝統工芸をニューヨークから世界に発信する事をミッションに掲げニューヨークに Onishi Gallery をオープン。2006 年にはブルームバーグ前NY市長の協力のもと開催した日本の「供養」をテーマにしたアート・プロジェクトが高い評価を受け、2009年度のニューズウィーク紙(日本版)の「世界が尊敬する日本人100 人」に選ばれる。ギャラリーの専属作家には、史上最年少で人間国宝になった陶芸作家の十四代今泉今右衛門氏、女性で初めて金工の分野で人間国宝になった大角幸枝氏をはじめとする日本の代表作家が名を連ね、後の日本の美術界を担う多くの若手作家が所属し、作品はメトロポリタン美術館、シカゴ美術館、大英博物館などの主要美術館で永久収蔵品として紹介されている。
KINYA ATSUKAWA
(Galerie NUAGE)
人がアートに求めるものは様々です。日々の生活のパートナー、自己表現の道具、富の象徴などなど。また作品との出会いのタイミングも好きになる過程も人それぞれ、その人の現在のステージ、ルーツ、キャリアにより、千差万別のルートを辿ることでしょう。そして、現代アートのように作家がコレクターと時代を共有しながら作品を日々生み出しているケースにおいては、アートとの出会い方は実にアクティブでかつ戦略的でもあります。今の自分にとって最も相応しいアートに出会いたいというニーズに寄り添って、コレクションのベストなソリューションを提供することを目的に、私たち”アート・キュレータズ・コンソーシアム”は結成されました。
1959年東京生まれ。1982年青山学院大学文学部日本文学課卒業。1983年、デジタルガレージの前身である、フロムガレージの創業に参画。(株)デジタルガレージへの会社統合後は、一貫してインターネットをベースとした、企業の事業支援、販売支援、デジタルプロモーションを担当。広告マーケティングとネットビジネスを融合したワンストップ型ソリューションの企画・実施に多くの実績を持つ。またその間、DGグループ各社の取締役を歴任。 2013年に台東区駒形に、現代アートと現代工芸を取り扱うアートギャラリーとして、「Galerie NUAGE」 をオープン。
YUIKO IMOTO
(CECHIE)
「セルフブランディング」は、個人の魅力を最大限に引き出すことが大切です。私たちはそのノウハウを使い、よりパーソナライズされた空間デザインを提案します。インテリアが完成してからアートを追加するといった従来のやり方とは異なり、まずアートを空間全体に組み込むことから考えます。自由な発想で様々なカテゴリーを組み合わせ、色調や素材を調和させることにより、その方のイメージに合わせた空間を演出します。そうすることで、快適で他では味わえない感覚を楽しむことができる空間を作り出します。
武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、建築照明デザイン事務所に勤務。公共空間や住空間、ホテルなどの照明計画を担当する傍ら、書籍の出版企画やイベントなどの広報活動にも携わる。 照明の角度やファブリックの色などあらゆるポイントを押さえた「光」により、建物や空間の魅力が一段と引き出されることに魅了される。それが「人」に応用出来ないかと考え、個人の魅力を最大限に生かす「セルフブランディング」の手法に着目。より効果的な「光」を人にあてるプロフェッショナルである、イメージコンサルタントの資格を取得し、その後ニューヨークのイメージコンサルティング企業にて更なる研鑽を積み、セチエを設立。